アンキロスは、1985年Prof.G.H.Nentwig(フランクフルト大学)とDr.W.Moser(工学博士・チューリッヒ大学)らにより、インプラント周囲組織の長期的な安定をかなえるシステムとして開発されました。セルフロック・テーパー接合から生み出されたプラットフォーム・シフティングという形状は、骨吸収の抑制に有効であると数多くの論文で証明され、開発から25年を経た今、インプラント治療の長期安定をかなえるシステムとして世界各国で高い評価を得ています。
- フィクスチャー形状はネジ山が段階的に変化し、先端に向かって徐々に深くなっているため、骨にかかる荷重を理想的に分散していることも骨吸収の防止に寄与しています。

インプラントが真の価値を発揮するために、満たされるべき5つの要素―TissueCare Conceptが、インプラント治療の長期成功に関する新しいコンセプトとして、注目を集めています。
インプラントの表面性状、アバットメントの接合様式、スクリューの形態・・・。これまで、インプラントのさまざまな要素について、研究されてきました。しかし実際の臨床において、ただ1つの要素が治療の予後を決定することはありません。全てを正しく相互に作用させること。これがインプラント治療を成功に導く、唯一の方法です。
アンキロスシステムは、セルフロック・テーパー結合と骨結合に優れた表面性状により、TissueCare Conceptを実現しました。
TissueCare Concept

- インプラント―アバットメント間に生じるマイクロムーブメントは、インプラント周囲の骨吸収を引き起こします。アンキロスが採用するセルフロック・テーパー接合では、アバットメントが摩擦力により強固に密着してインプラントと一体となり、まるで1ピースインプラントであるかのような挙動を示します。咬合時においても、マイクロムーブメントは抑制され、多くのシステムで問題となる術後の骨吸収を防止できます。


- 一般的に、インプラントとアバットメントの接合部にはマイクロギャップといわれる隙間が存在し、細菌の温床となります。しかし、アンキロスのセルフロック・テーパーによる緊密な接合では、マイクロギャップが生じず、接合部への細菌侵入がありません。インプラント周囲組織は、埋入時から変わらない状態を、長期にわたり保つことができるでしょう。


- プラットフォーム・シフティングは、インプラント径よりもアバットメントの径を小さくして段差をつける接合形状です。マイクロムーブメントやマイクロギャップの影響がないアンキロスでは、プラットフォーム上が組織再生のためのスペースとなります。そのため、隣在歯やインプラント同士が近接した症例においても、組織のロスが抑えられます。


- マイクロムーブメント、マイクロギャップのないアンキロスでは、骨吸収という深め埋入のリスクがありません。骨縁下に埋入し、プラットフォーム上に骨再生を誘導すれば、骨に裏打ちされた歯肉が歯間乳頭を理想的な形態に再生し、長期にわたり、審美性を維持することができるでしょう。


- 動画 「3年経過症例のX線画像」をご覧ください。
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- アンキロスでは、ショルダー部にも微細表面処理が施されているため、骨再生が効率よく誘導されます。骨にサポートされ、安定した軟組織は、インプラント頚部を封鎖し、外的刺激からインプラント周囲骨を守ります。つまり、インプラントショルダー部が骨結合可能な構造であれば、骨と軟組織は協調し、相乗的に組織安定性を高めることとなるのです。


- 動画 「plus表面への骨芽細胞の付着イメージ」 をご覧ください。
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